検査ステーション組立マニュアル A-3 ライン
QUALITY VISION · 物理設置

検査ステーション組立マニュアル

カメラだけでは安定した検査になりません。同じ位置・距離・照明を毎回再現できるよう、最小構成、生産用ステーション、大型品用の構造を定義します。

カメラ検査を開く
卓上コンパクト
90°

結論

すぐ始める構成は、固定したUVCカメラ + 拡散LEDバー2本 + 乳白アクリル照明台の位置決め治具 + Chrome/Edgeを動かすWindows 11です。天井照明に頼らず、カメラやタブレットを手で持って検査しません。

画素数より重要なのは、カメラが動かず、照明が変わらないことです。
1治具に製品
2固定照明
3UVCカメラ
4Windows + ブラウザ
5HTTPSのQUALITY VISION
01

QUALITY VISIONに渡す画像の条件

01

カメラは真上90°

レンズ面を台と平行にし、中心に固定します。推奨傾きは1°以内です。

02

照明は上下2系統

乳白照明台で背景を均一にし、45°の上部照明で毛髪・切粉・虫・汚れを見せます。

03

外光を遮断

側板またはフードを付けます。日光、人の影、工場照明の変化は判定を変えます。

04

位置決め治具

製品が毎回同じ位置で止まる物理ストッパーを使います。アクリル上の線だけでは不十分です。

02

構造を選ぶ

下記寸法は出発点です。装置外形ではなく、画像内に収める検査範囲で選びます。

卓上コンパクト
組立イメージ用のコンセプト画像です。寸法と部品は本文を優先してください。
今すぐ開始

卓上コンパクト

試作・少量、300 × 220 mmまで

約 450 × 350 × 650 mm
Logicool C920s または IPEVO V4K PRO (UVC)
既存Windows 11 PC、またはN100/N200・8 GBのミニPC

乳白アクリル3 mm、深さ60–100 mmの照明箱、300–400 mm LEDバー2本、2020/3030支柱。カメラ距離250–400 mm。

コンベア上ポータル
組立イメージ用のコンセプト画像です。寸法と部品は本文を優先してください。
大型品

コンベア上ポータル

1ゾーン約800 × 600 mmまで

約 1,100 × 1,000 × 1,600 mm
中央にIDS uEye XC UVC 1台、高さ調整式
産業用/ファンレスWindows 11 PC、8–16 GB + 15–21型画面

遮光トンネル、入口/出口の黒カーテン、拡散LED 4本、検査位置下のバックライト、停止位置を保証するストッパー/センサー。

03

購入リスト・購入先

ブラウザで使えるUVC互換性を基準に選定しています。注文前に在庫、納期、コネクタを確認してください。

USB3 Vision、GigE Vision、監視用HDMIカメラは、ブラウザがWebカメラとして認識しません。本バージョンではWindowsにUVC Webカメラとして表示される機種を使います。
04

ゼロから初回テストまで

1

照明台を作る

閉じた箱にし、放熱を確保します。LEDはアクリルから60–100 mm離し、点が見えないようにします。内側は白です。

2

アクリルを載せる

透明や不透明ではなく乳白/オパールを使います。4辺で支持し、重量品は5 mmまたは拡散板の上に強化ガラスを使います。

3

治具を作る

着脱式ストッパーで位置を決めます。治具は解析範囲に入れません。内寸の幅・高さをmmで測ります。

4

カメラと上部照明を固定

カメラは中央90°。2本の照明を左右対称45°にし、レンズへの反射を避け、すべてのねじを固定します。

5

PCへ接続

USB直結、推奨3 m以内。Surface等は給電対応USB-Cハブを使い、Chrome/Edgeでサイトを開いてカメラを許可します。

6

品目登録と調整

品目に治具内寸を入力し、検査画面で枠を合わせ、良品の基準登録をしてから感度・最小面積を調整します。

照明レシピ

  • 色温度5000 K(4000–5500 K可)。
  • CRI/Ra 90以上。
  • 製品面で2,000–5,000 luxから開始。
  • 最暗部が中央の80%以上になる均一性。
  • 固定輝度・安定したDC電源。カメラでちらつく安価なPWM LEDは避ける。
  • 調整後は自動調光を使わず、照明高さを変えない。

光学ベース:正しいアクリルと上下光の比率

白色スポンジでは、製品と背景を消さずにLEDの粒を完全に拡散する材料が必要です。卓上機・生産機とも下記を基準にします。

使用:LEDバックライト用の白色乳半/オパールアクリル。禁止:透明つや消しのみ、白色不透明、黒色、着色板。
材質
LED拡散用の白色乳半/オパールPMMA購入語:乳半アクリル板 LED拡散。LEDの粒が一つも見えないこと。
厚さ
卓上3–4 mm、重量品は5 mmまたは拡散板上にガラス四辺支持。構造用ガラスだけでは拡散板の代わりになりません。
光線透過率
35–50%、初期目標40–45%前後透明板は直射が強すぎ、白色不透明板はバックライトを失います。
下部照明箱
5000 K調光LED、初期距離80–100 mm内部は反射白、放熱し、スポンジに熱源を接触させません。
上部照明
5000 K・Ra90以上の拡散バー2本を35–45°左右対称、レンズ反射外、下部照明より強くします。
カメラ
露出・ゲイン・ホワイトバランス固定白スポンジをRGB約190–225に調整し、255の白飛びを避けます。
製品支持
外周治具で拡散板から3–5 mm上スポンジを板へ押し付けたり引きずらず、治具は解析範囲外にします。

初期調整

01
連続検査
上部100%・下部10–20%

汚れ、塗料、虫、表面質感を残しながら背景光を補助にします。

02
穴・裂け試験
下部を強く・上部を弱く

輪郭、透過光、欠損を検証する受入試験用です。

03
推奨拡張
表面光とバックライトの2画像

同期制御追加後は、不良種類ごとに最適な光で判定できます。

05

PC・タブレット・接続

端末推奨接続方法
Windows 11 + Chrome/Edge 推奨 UVCカメラをUSB接続し、検査画面で許可します。最も再現性があります。
Surface Go 4 推奨 タブレット形状のWindows PCです。カメラと充電を同時に使う給電USB-Cハブが必要です。
ミニPC + タッチ画面 推奨 固定設備向け。現行エンジンはN100/N200、8 GB、128 GB SSDで十分です。
Androidタブレット 要実機試験 内蔵カメラは使えますが、外付UVCは端末/ブラウザ差があります。同一型式で試す前に複数購入しないでください。
iPad 標準外 ダッシュボード閲覧には使えますが、本設備の外付カメラ用標準端末にはしません。
別の遠隔タブレット カメラにはならない カメラは検査画面を開く端末へ接続します。別端末は画面閲覧はできますが、映像源にはなりません。
06

工場投入前の検証

これは試作の合格ゲートであり、計測器認証ではありません。カメラ、レンズ、高さ、照明、アクリル、治具を変えたら再実施します。

  1. カメラと製品位置をマーキングし、空の設備写真を保存。
  2. 良品30個を流し、30/30 合格を確認。
  3. 毛髪、切粉、模擬虫、色付き樹脂、汚れの5種類を用意。
  4. 各異物を中央+四隅で試し、25/25 問題ありを確認。
  5. 治具ストッパー内で位置をずらして再試験。
  6. 30分連続運転後、5件再試験して熱/ちらつきを確認。
  7. 鮮明な画像を参照登録し、カメラ型式/製造番号を手順書に記録。
  8. 失敗時は感度だけ上げず、最初に光・焦点・影・位置を直す。

判定を不安定にする設置

フレキシブルアームやノートPC画面にカメラを付ける。

下からの白色照明だけを使い、表面の質感を消す。

透明/不透明アクリル、LEDの粒が見える台。

製品が毎回回転・移動・高さ変化する。

日光、人の顔や服が検査枠に入る。

4Kだけで解決しようとする。現行解析は320 × 240で、安定性が解像度より重要。

最初の1台の推奨構成

C920s、5000 K・Ra90以上のLEDバー2本、乳白アクリル3 mm、物理治具、既存Windows 11で卓上機を作り、上記ゲートを通します。合格後にuEye XC UVCの生産機へ展開してください。

カメラ検査を開く
株式会社コモリ 精密加工部 | カメラ異物検査 — 試作機 © 2026 KOMORI Group